ちゅったんの香港おばば 目次
名付け ②

「やはり兄弟がいた方がいい」の考えは珍しくオットと一致。
私は長女とあまり間を空けずチャッチャカ出産・育児を済ませたいと思っていました。
「この年の干支は相性が悪い」(誰と?)
「この干支の人はトラブルメーカーが多い」(いつ統計取ったの?)
などとオットは何だかんだ文句を言い、長女の出産から4年経った2007年に突然「ブタ(日本で言う猪年)で決まりだ!60年に1回の金のブタ!」と言い出しました。
年齢的にもしっかり〇高(35歳以上の妊婦)だし、半分諦めていたら妊娠発覚。
出産予定日は2008年1月。旧暦ではギリギリ滑り込みセーフのブタちゃんの誕生です。

2008年1月香港の東区医院(公立)で次女出産。
その日の夕方にはC家の名付け担当4兄夫婦がやって来て、早速生まれた日時をチェック。
次の日には、この日のこの時間に生まれた子は「色白だけどものすごい大女になる。運勢は平凡だな~」という見立てがオット経由で聞かされました。
元々あまり占いなど気にしないタチなので、へ~ぐらいにしか思いませんでした。
まずはあまり極端な大女(巨漢)にならないように、風水の五行(木 火 土 水 金)に沿って火編で13画、木編で12画の字を組み合わせるようにとの指示がありました。
この火編というのが曲者でオットが調べた字(50個以上)ではどれもピンと来るものがありませんでした。
木編の方はいい字がいくつかありましたが、火編の字との組み合わせがイマイチ。
結局こちらの出生届けの期日ギリギリまで考えて煮詰まっていたら、オットが「その手があったか!」あばれはっちゃく並みのヒラメキのリアクション。
五行を意味する色がそれぞれあるそうで、火編なら赤や紫。
この字も使えることを思いついて火編の字ではないけど紫を使うことに決定しました。
これなら画数は問わないという裏技。
これに合わせる木編は難なく決定。
長い1ヶ月だった。

香港の出生届けはオットが、日本領事館へは私が届け出ました。
私の方は問題なし。
オットの方は予想外の展開に。
次女の姓の問題です。
というのは、オットと結婚する時、私が跡取り娘なので婿入りはしなくても子どもの姓を1人は私の苗字にしてほしいという約束でした。
長女出産の年、2003年SARSが発生して、日本で出産し、長女はそのまま私の籍に入ったし、香港でも日本と同じ名前で申請しました。
次女の姓はどうするか?と考えた時、私はオットの姓にした方が良いと思いました。
なぜなら2人とも違って面白いから。
しかし、オットは私と違って思慮深いニンゲンなので、次女は長女と同じ学校に入学した時に先生や同級生から姉妹で苗字が違えば変な誤解をされると言うのです。
例えば、再婚して連れ子か?異母姉妹、異父姉妹?なんて勘ぐられる、なんて。

それが、*出生届けを出しに役所に行って初めて母方の姓は受け付けられないことが判明。
香港で出生届けを出せば、自動的に父の姓を名乗ることになるそうです。
勝手に母方の姓を名乗ると言ってもそれは母子家庭しか受け入れられない、どうしても母方の姓を使いたいなら弁護士に相談しなさい、でも元々の届けは変えられず、行く先々で弁護士の証明書を見せて通称で母方の姓を名乗れる、だそうです。
面倒~。
じゃあ、父方の姓でいいじゃんと言うとオットは絶対ダメと言う。
私の姓との組み合わせで名前を決めたので、今更オットの姓にあの2文字をくっつけても効果が全くないどころか悪い方に行くかもしれないと言われ、私の姓で決まりました。
弁護士事務所に行って、登記上はこの姓ですが、通常はこちらの姓を使います、という証明書を作ってもらいました。
幼稚園の書類にもこのコピーを添付して説明しなくてはいけません。
日本のパスポートは私の姓と同じなので、こっちを証明書として使えばいいと思っていましたが、こちらの学校は予防接種のカードの提出が義務付けられており、名前をそれと同じ物を使います、このカードは出席届けの名前なのです。
ああ、複雑。

でも、幼稚園でも弁護士の証明書のお陰で私の姓で通ってます。
小学校の願書提出あたりでまた一悶着ありそうでコワイ。
今後名前のことでトラブルが発生しないことを祈っていてください。

*出生届けに関する情報は
http://iammama.com/benricho/pregnancy/births-registry/

ページトップへ戻る