ちゅったんの香港おばば 目次
玉の愉しみ

何かを育てるのは楽じゃないですね。
子どもを持つとしみじみそう思います。
ペットでさえもままならず、子どもの時飼っていたインコ、犬、リスも不運なのか、愛情が足りないのか、報われない最期でした。
インコは一瞬の隙に猫に襲われ、犬は大雪の日に失踪(母は浮浪者に犬鍋にされたに違いないと言う)、リスは直射日光に当ててはいけないのを知らず日向ぼっこをした翌日に天国へ。
植物さえもダメで、骨折した母に代わって冬の間室内に置いている鉢植えの世話を任されたのですが、母の言いつけを守らずどんどん水をやって水が嫌いなコは天国へ。
だから、最近親戚に子犬を1匹あげると言われても絶対に無理と断りました。

しかし、最近育てているのものは、世話いらずなモノです。
時々身につけたり、こすったり、きれいだね~とか機嫌をとったりすればいいのです。
それは玉(翡翠)。
以前からマミーが玉好きで大小色々くれました。
でも、自分の好みにあったものを探すほうが楽しいものです。
もちろん値段もピンキリで、宝飾店に飾ってある物は数千ドル~ですが、街市や露天などでもよく見ると可愛いデザインとか、いい色の物があります。
最初は選び方のポイントが分からなかったので、お店の人に聞くと好みとか縁とかで主観でいいそうです。
でも、どぎつい緑は白っぽい石に染色したものだったりするので注意が必要です。
いい色というのも好みで、「氷」っぽい透明感があるもの、渋い緑、淡い緑など一言に緑といっても様々です。

私が最近買ったのは、下はピンクっぽい白で上が緑、神話のモチーフだそうで一見耳みたいな形だけど、ピンクのシミみたいなのが気に入って買いました。200ドルぐらい。
身につけることで緑が濃くなったり緑の場所が微妙に移動すると言われ即決。
その人の湿り気、体温、油分によって変化が現れるそうなので、1年後にはどんな変化があるか楽しみ。玉は文句も言わず、夏は身につけるとひんやりし、見る人の心を癒してくれます。
中国人はお守りとしてつけっぱなしの人も多いですね。

油麻市の翡翠市場は大陸からの観光客目当てに高値をふっかけてくるので要注意です。
私がたまにお買い物するのはチムサーチョイの芸術館の前に出ている出店で、日曜祝日に店を開いています。
干支、グリーンピース、葉っぱ、など馴染みやすいデザインが多く、値段も100~300ぐらいで初心者には手軽です。

茶器を育てている人もいますが、玉育ては見て愉しい、つけて愉しい、香港らしい趣味でおすすめですよ。

jade

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