ちゅったんの香港おばば 目次
マザコンと呼ばないで

香港で驚いたことの一つは家族・親戚の距離が近く、関係が濃密であること。
オットは男5人兄弟の末っ子で、4人の兄が1人ずつ独立して家を出て行った後もマミーと一緒に暮らしていて、結婚する時もマミーとの同居を希望してました。
娘2人が大きくなってきて家が手狭になったので、マミーとは別々に暮らしていますが、オットとマミーはほぼ毎日電話で話しています。
オットだけではなく、私にもかかって来ますよ。
オットの仕事中は電話は控えているけど、あの株どうする?とかすぐに話したい時は「whatsappで確認して」と連絡が来て間に入ってやりとりすることもたまにあります。
そして、今月はオットの携帯の通話料が規定の1200時間を大幅に超えてしまい、300ドル以上を請求されてしまった。
もともとのプランは月100ドル以下なのに。
無料通話アプリが主流の世の中で1ヶ月1200時間以上通話するって驚きです。
オットは通話時間に驚くより、超過料金を取られることにショックを受けてました。

結婚当初はこのマザコンぶりに???と思いましたが、オットだけではなく義兄たちもしょっちゅう電話したり、食事したり、「今日は◯番目の息子と食事にいくからダメ」とかみんなマミーとそれぞれ約束して出かけるので、オットだけが特別ではないのです。
嫁抜きでマミーとデートしていることも多いので、嫁たちはどうしているかと言うとこちらも実家のママや兄弟と家族団欒だったりするのです。
香港は結婚しても男も女も自分のママと密接に繋がっていて、毎月お小遣いをあげ、こまめに電話をし、飲茶に行く。もちろんパパのこともケアしてますが、ママに対しては格別ですね。
結婚しても両家の親を大事にします。
それゆえに年中行事の日は両家のイベントがぶつからないようにスケジュール調整するのはなかなか大変そう。
私は香港に実家がないので、すべてオット側のスケジュールに合わせられ、その辺の面倒さはないですね。

日本人から見るとマザコンというとネガティブなイメージがあるけど、香港ではこれが当たり前でマザコンにあたる中国語は聞いたことがない。
オットも120%マザコンですが、彼は単に「親を大事にする」と思っているだけで、同時に私の母のことも気遣い、大事にしてくれます。

香港人の家族第一優先、特にママ第一優先のマザコンぶりにもすっかり慣れました。
最近掃除もしんどいとため息をついていてるマミーを見て、マミーのためにこっそりお掃除ロボットを買ったオット。あくまでもサプライズを狙ってプレゼントする気で、恋人か?と思うぐらい周到に準備中。
あきれるより、むしろそんなオットが微笑ましく見える。

まだまだ長生きしてください、マミー。あなたの息子さんたちのためにも。


孫・息子・嫁も高齢で足が弱っているマミーとは自然に手を繋いで歩きます。

Nov 27, 2018

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