ちゅったんの香港おばば 目次
私の側の「こんまり」さん?

あの片付けの達人の「こんまり」さん、最近はアメリカでも「KonMari」でご活躍のようですね。
アメリカ人有名作家が彼女を批判して、炎上?更に有名になってしまったようで。
私の苗字はKonなので何となく嬉しいですが、片付け能力において全く共通するところはありません。

そういえば、私の側にも「こんまり」さんみたいな人がいます。
それは、マミー。
片付け、掃除、収納大好き。
本人は大好きという意識すらないかもしれない。
反射神経、習慣、即座に動いてしまう。
乱れていると落ち着かない。
片付いて清潔で初めて心安らぐ。

一方、私は整理整頓が苦手なタイプ。
机に本や書類を積み上げて、しかもガタガタに積んであって、絶妙なバランスで崩れない。
でも、どこに何があるかわかっているので、勝手に動かして欲しくない。
椅子の背にどんどん服を重ねてしまうし、すぐにしまわないので、塵のように少しずつ散らかっていく。

マミーが歩いた道は即座に整っていくので、同居している時はよかった。
マミーが1人暮らしを始めてから、私たち夫婦に片付け問題が発生して、マミーの気質を引き継いだ夫は「ちらかってる〜」と頭をかきむしり、最近とうとう夫も言わなくなった。
掃除機をかけるのは夫の担当になり、私や子どもたちも共有スペースには個人の持ち物を置かない約束でゆる〜く片付いた状態を維持。

夫が小さかった頃は間借りの1室に夫婦2人と息子五5人!で暮らしていた時期があったそうで、その人口密度にびっくり。
そういえば、ウォン・カーウァイ『花様年華』でも1つのフラット内にいくつかの家庭が間借りしていて、間借りの隣人同士のマギー・チャンとトニー・レオンが怪しい関係になるような、ならないようなそんな映画がありましたね。
当時間借りは一般的だったのかもしれない。
さて、収納好きのマミーは冬用の布団や上着など厚物をきっちりたたみ、丸めて、ビニールで包み、空気を抜いて、紐できつく縛る。
空気が入らないように、コンパクトに。
今でいう布団圧縮袋の原理ですね。
香港という土地柄、容量は小さく、高温多湿の気候でも痛まない工夫なのです。
夏休みに娘たちを連れて一時帰国していた1ヶ月の間に、全てのぬいぐるみが洗濯機され、サランラップでぐるぐる巻きになっていた、なんてこともあったな。

私の実家は香港人から見たら夢の一戸建て、ハウスです。
夫は初めて青森に来た時、ハウスだらけな町に感動し、写真を撮りまくってました、デジカメのない時代に。
青森のハウスは、香港のマンションよりスペースがあるので、衣替えぐらいはしますが、それほど収納に四苦八苦することないんですよね。

マミーは洋服を含む持ち物全般、少ない。
ミニマリストという主義でもないけど、必要以上の物を好まない。
服は無地、白、黒、ベージュが基本。
しかも、数年前から終活?形見分けとか、服も今着るもの以外は処分、更にミニマルな生活を送っている。

そこへ、新しい家族がやってきた。
お掃除ロボット、中国の家電メーカー小米(XIAO MI)のRoborock、まあ少し安めのルンバと思ってください。
毎日掃除しないと気が済まないマミーも、濡れ雑巾での掃除はきつくなり、クイックルワイパーに移行、それでも腰が痛いとこぼすようになったので、夫がサプライズでプレゼント。


(↑マミーの6番目の息子XIAO MI)

毎日午後1時になると出動するように夫がセットして、掃除が終わると所定の位置に戻る。
最初は物が増える、ホントに役に立つのか?とやや迷惑そうだったマミーも1週間もたつと、XIAO MIと呼び息子のように可愛がっている。
XIAO MIが物を詰まらせないように、予め掃除したりしている。
それを聞いて「お掃除ロボがいる意味ないじゃん」ってみんなの無言の声が聞こえたけど、まあマミーがハッピーならいいか。
夫が拭き掃除機能をオンした翌日、1時なっても出動しない。
夫に抗議の電話がかかって来て、「無理なことさせるからあの子がパニックになったのよ、どうしてくれるのよ。早く来て治して!」
と呼びつけられ、XIAO MIを裏返したら靴下が。。。
前日に遊びに行った長女が脱いだ靴下がベットの下とかソファーの下とか見えないところにあったらしく、それを詰まらせてたんですね。
一件落着。

マミーは「こんまり」さんのようだと言ったけど、彼女のように哲学とか主義とか世界に広めようとか、啓蒙しようとか大義は抜きで、単にそうするのが気持ちいいから片付けると、ただそれだけ、あくまでもシンプルで清々しい。
やっぱりそれって片付けに「ときめいている」んでしょうね。


(旧正月に孫からお年賀をもらって嬉しそう)

Mar 15, 2019

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