各国ママの子育て事情

いつからベイビーを一人で寝かせる?


各国ママの子育て事情

新米ママは戸惑うことがいっぱい。
熱が出たらどうしよう、いつから1人で寝かせればいいの・・・
お国が違うと子育て法もさまざま。
見方を変えると気分も変わること、ありますよね。
ここではプレイグループなどで出会った
いろんな国のママ友の子育てスタイルを紹介します。ご参考まで。

 


いつからベイビーを一人で寝かせる?

私のベイビーは産まれてすぐ肺に問題がありICUに連れて行かれたため、母子同室を希望していたのですがその願いは叶わず。夜中に隣の部屋のベイビーの泣き声で起こされ、私のベイビーはどうしているのかと心配になったりもしました。
退院前日の夜、はじめて小児科の同じ部屋で寝ることができてワクワクしました。でもひと晩だけで懲り懲り。ベイビーってあんなに小さい体をしているのに、しゃっくり(なぜかいつもしている)やらおなら(大人なみにデカイ音がする)やら、ウーやらアーやら、うるさいのなんのって。そうかと思えば、静か過ぎると息をしていないんじゃないかと気になって耳を近寄せたり。とてもではないけれど、快眠はできません。
だからというわけではないけど、我が家では退院して家に連れて帰ってきたその日から、一人で自分の部屋で寝かせています。夜の授乳は面倒くさいけど、ベイビーの部屋に行って、そこにあるイスに座って授乳しました。気がつくといつの間にか眠っていて、夜が明けていたなんてことも。トイレに起きたオットに起こされたこともあります。でもこうすることによってベイビーが少しでも早く自分の部屋に慣れて、一番安心できる場所になればいいなと思っています。

インド人のママ友は最初の6週間はモーゼズバスケット(ベイビーを入れる籠、聖書でモーゼがこのような籠に入ってみつけられたことからこう呼ぶそうです)にベイビーを入れて同じ部屋で寝ていたそうです。授乳するのもその方が楽だし、夜中に息をしているか心配で何回も起きるため、近くにいる方が便利。ニュージーランド人のだんなさんは産後も“夫婦の絆が一番大事。夫婦の寝室にベイビーも寝るなんてとんでもない!”と考えていたため、初めは籠入りも反対していたけれど、彼女がどうしてもというので6週間だけは同室になりました。その後はベイビーの部屋にアマさんが一緒に寝るので、彼女も安心して眠っています。

ニュージーランド人のママ友は”The new contented little baby book”というイギリスのジーナ・フォード著作の本をバイブルにしていて、それに忠実な生活を送っています。その本は他のママ友の間でも大人気で、私も友達にプレゼントされたものです。その本によると“ベイビーは初日から絶対自分の部屋で寝かせること“だそうです。寝付いた後、授乳が面倒だったら自分たちの部屋に移してもいいけれど、寝るときは自分の部屋に戻すこと。お昼寝もそうするべきだと書いてあります。彼女の本は規則正しい生活を送らせるのは親のためでもあり、子どものためでもあるという考えに基づいていて、その本には初日から1才になるまでの1日のスケジュールもあります。何時に授乳させ、お昼寝をさせるか、それにミルクの出をよくするためにはいつ搾乳すればいいかなどの詳しい表つき。”大人の都合よくベイビーは飲まないし、寝ないよー“なんて嘆くことは×。寝ていたら起こして授乳する。寝なかったら、寝るまで泣こうが喚こうが無視する!そうです。

南アフリカのママ友はベイビーの一歳の誕生日まで川の字になって寝ていました。だんなさんがパイロットでしょっちゅう留守というのもあって、川というよりはだんなさんの変わりにベイビーが寝ていたという感じ。いざ1才になって自分の部屋で寝かせようとしても、すぐに起きてママのベッドに入ってきてしまう。昼間は自分の部屋で遊んでいても、夜になると“ママの部屋が自分の寝る場所”だと思っているらしく自分の部屋にはいこうとはしません。悩んだ彼女がまわりのママ友に相談すると“早いうちから一人で寝られるようにしておかないからよ”とあっさり言われ、かなり後悔していた彼女。しばらくして妹ができると、お兄ちゃんは自分の部屋で寝るようになりました。妹は初日から自分の部屋で寝ています。

カナディアンのママ友は未だに1歳半の娘と一緒に寝ています。“そのうち一人で寝るようになるでしょ”と全然気にしていない様子。彼女の育児法はただひとつ。“毎日いっぱい愛をあげる”ことだそう。ベイビーがぐずって寝ない時は神秘的な声でオームを唱えています。(彼女はインドにはまっていて、ベイビーの名前はインドの神様の名前)

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