インターコラム

お休みばっかり!


インターコラム

<イントロ>

学校選びをする時に気になるのってカリキュラムだけでなく雰囲気、学校行事など案外ウェブサイトの案内には掲載されていない情報ですよね!?

インターって実はどうなんだろ!とお悩みのママたちの参考になればいいなと思い、インターコラムを書くことにしました。「インター」とひとことでいっても学校によってカラーが全く違うので、どこまで参考になるかはわかりませんが、これは香港にある某インター小学校についてです。我が家の子どもたちは2012年3月現在で、

2003年11月生まれの兄はY3(3年生、日本だと2年生)
2005年10月生まれの妹はY1(1年生、日本だと年長さん)

 


お休みばっかり!

インターの小学校は8月中旬(or 9月上旬)に始まり、6月中旬(or下旬)に終わります。タームは3つに分かれていて、ひとつのタームが終わるとホリデーに突入。その他にも中間休みや、それでなくても多い香港の祝日があるので、一体こどもたちはいつ勉強しているんだろう、と思ってしまいます。高い月謝を払っているのに……!

3学期制

暦によって多少は変化しますが、基本的には
ターム1は8月から12月。10月には1週間の中間休みがあります。
ターム2は3週間のクリスマス休暇明けの1月から4月まで。途中旧正月休みが2週間。
ターム3は1週間のイースター休暇明けの4月から6月まで。その後約8週間の長い夏休みに入ります。

これだけ休みがあるにもかかわらず、クリスマスホリデーやサマーホリデーを延長するフファミリーも決して少なくはありません。こどもたちの通うインターには41の国籍を持つ児童が在籍しているので、ホリデーは一刻も早く自分の国に帰りたいのです。ヨーロッパ線、アメリカ線、オーストラリア線の飛行機は学校が終了する前から満席になってしまうので、早目にホリデーに突入したり、遅めに戻ってきたり。

6月になると各クラスの掲示板に「最終日、記入リスト」が貼り出されるので、ひと足お先にホリデー組は子どもが登校する最終日を記入します。それによって先生たちも授業の用意やシェアドランチ(持ち寄りランチ)の日程を決められるから。クラスの約3分の1の児童の名前がこのリストに書かれています。我が家もこのリストに書くつもりだったのですが、こどもたちの「絶対最後まで行きたい!」というリクエストから最終日まで通うことになりました。子どもにとっては児童数も少ない最後の週は「おたのしみ」ばかりで勉強をしないので、行きたいようです。

休み中の過ごし方

我が家の子どもたちは夏休みの半分は日本の学校で体験入学をするのですが、同じように自分の国の学校で体験入学をする子どもたちもいるようです。ムスメのお友達は台湾で(お母さんが台湾人、お父さんがイギリス人)、ムスコのお友達はニュージーランド(お父さんがニュージーランド人、お母さんがフィリピン人)でするとか。ニュージーランドなどは同じ英語の授業でも勉強している内容が違うし、学校の雰囲気や放課後のアクティビティ(アウトドア)なども体験できるのがいいようです。ムスメのイタリア人のお友達はクリスマス休暇からイースター休暇までをずっとイタリアの学校で過ごしていました。いくつものカルチャーの中で育つ子どもたちは休み中も大忙しですね!

お別れの季節

こんなにたくさんの国籍が集まっている学校なので、お別れもたくさんあります。特に6月は区切りがいいので、自分の国に帰るお友達、新しい国に引っ越しするお友達が多いお別れの季節。ムスコの仲良しさんはスウェーデンに帰ってしまいました。このような環境なので子どもたちも「お別れ慣れ」しているようで、それほどショックを受けている様子はありません。子どもながらに「香港はいつかは離れる場所」というのを感じているのかもしれませんね。

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