Wander kids 子連れ旅行記
<イントロ>コドモと旅行するのってほんとに楽しい!
以前訪れた場所も違う視点から見ることができるし、現地の人たちとの交流もいっぱい。
実際子連れで旅行をすると、世界中の人が「いい人」に思えてしまうから不思議。
まさにキッズマジック~
「こんな素敵な世界に生まれてきてよかった!」と子どもたちにも感じてもらいたい……
というと聞こえはいいのですが、実はただ単にジコチューハハ
飛びグセがいつまでたっても抜けず、子どももズルズルと引きずられ、
世界のあちらこちらを放浪。
こちらでは旅行先でのエピソードを紹介します。
「そうだ!○○に行こう!」と思っていただければうれしいです。
旅行情報は以下のリンクをご参照ください。
– プレママ&子連れにおすすめ旅行先トップ10
– Wander kids ブログ
http://ameblo.jp/wanderkids/
http://wanderkids.exblog.jp/
– Abroad家族旅行 / 飛行機に乗るときのTIPS / 役立つ外部サイト / おすすめ子連れ旅先ベスト10 / 香港ディズニーランド / セブ島 / プーケット
次 ニュージーランド~ロトルア
キウイハズバンドとキウイライフ
注:キウイ=ニュージーランド人
(兄2歳、妹0歳)
「おはよう!よく眠れた?」
オットハハの朝食は毎度のことながら、ボリュームたっぷり。スクランブルエッグ、ベーコン、ベイクドビーンズ、焼きマッシュルームとトマト、それから小麦パントースト。さらにウィートビックスという麦でできた体にはよさそうだが、鳥の餌のようなシリアル。子ども用にはクランペットというパンケーキのようなものをトースターで焼いて、ハニーシロップをかけていただく。そしてムスコ大好物のチョコレートヨーグルト。
4時間の時差でムスコは明け方から起きているからお腹をすかせている。イージーゴイングのムスメに果たして夜中授乳したのか覚えていないほどママへとへと。年に一度しか会わない夫の家族サービスのため、濃いめのコーヒーをブラックで飲み、目を覚ます努力をする。次から次へと家に集まってくる夫の姉ファミリーと弟ファミリーとその友達。
4台の車を連ねていざ出発!行き先は観光地としても有名な温泉のあるロトルア。ハミルトンからは車で約1時間半。車内に異様な臭いが…てっきりムスメのおむつだと思っていたら硫黄だった。そんな疑いがかけられているとは知らず、天使というよりはサルの寝顔でグースカ。ロトルアは羊のショーや温泉など観光するところはたくさんあるが、それはスルー。広い敷地のあるロッジに宿泊し、みんなでよく食べ、よく飲み、よく笑った。ニュージーランド人はいたってシンプルなライフスタイルを好み、家族や友達同士が集まって庭でバーベキューや湖畔でピクニックなどは日常の風景。「シティーガールの私にはそんなことできないわ~!」と子どもが生まれる前は思っていたが、中身も外見もまるくなったのか、それともただ洗脳されただけなのか、こういう日常に幸せを感じるようになっている。
ニュージーランドでよく目にするのは、パパが育児を率先して引き受けていること。国鳥であるキウイはオスが子育てをする。イクメンどころか、キウイが生息するこの地で生まれたキウイ男性にとってはそれが当然のことらしい。ショッピングモールでおむつ替えをしているのはほとんどパパ。授乳室は当然パパも入れる(個室のカーテンつき)し、そもそも名称がファミリールーム。ママが稼ぎに出て、パパが主夫をしている家庭もごく普通にある。そして世界で初めて女性に選挙権が与えられた国だけあって、女性が超パワフル。その分離婚率が高いという事実もあるが。夫の両親は兄妹あわせると14人いるが、離婚していないのは彼らだけで、かなり珍しいことらしい。
帰りの飛行機の中、ワインを片手にパーソナルテレビに夢中になっているママの隣で、ベイビーのおむつをかえたり、幼児と遊んだりと動き回っているパパを発見。
あ、それ、うちか。キウイハズバンド、ご苦労さまです!