深センコラム
香港のすぐお隣の深セン。物価も安くて、マッサージにオーダーメイド、おいしくて安いレストランもいっぱい！とうわさには聞くけれど、実際行くのはちょっと怖い、、そんな方に深セン在住のkui_makyがおすすめの深セン情報をお届けします。
深センって？
1980年に経済特区と指定されてから急成長を遂げ、いまでは中国各地から若者が集まる広東省を代表的する都市です。広東省の方言にあたる広東語よりも北京語の普及率が高く、英語はほとんど通じません。香港とは異なり通貨は人民元。香港ドルの支払いを受け付けてくれるところもありますが、20％程度値段に上乗せされます。深セン市は現在8つの区に分かれ、特区内の羅湖区、福田区、南山区と特区外の宝安区、塩田区、龍崗、光明新区、坪山新区になります。初心者はまず特区内を散策してみましょう。
自然体験のできる青青世界
蛇口にある「南山」は気楽に登山ができることで有名ですが、その西側に青青世界という観光スポットがあります。自然をテーマにした公園で、農園、釣り堀、人工熱帯雨林、陶芸教室や宿泊施設などがあります。
園内に入るとすぐ右に釣り堀があります。釣りをする場合は入場時に釣り堀込みの入場券を買います。釣り竿やエサは貸してもらえるので、手ぶらで釣りができます。釣り堀の隣にはバタフライファームという温室があり、色々な種類の蝶がお花畑を飛んでいます。青青世界の中で私の一番のおすすめは熱帯雨林。水を噴射させて作った人工の霧の中を進むと、くじゃく園、カメやサラマンダー、ウーパールーパーなどがいます。全長約2mの巨大ピラルクのいる水槽は、橋の上からも見ることができ迫力満点です。
来園者には家族連れが多いようで、子供用の遊具がある公園もあります。また、中国ではめずしいアスレチックジムで遊んだり、池にかかった吊り橋をドキドキしながら渡ったり、約１時間の登山（ハイキング）もでき、自然を満喫することができます。園内には果樹園や農園もあり、ライチやマンゴー、ドリアン、バナナなどの熱帯果樹の実がなっていたり、農園ではトマトやキュウリ、かぼちゃなどの新鮮な野菜を購入する事も出来ます。
一日のんびり回るのに適度な広さですが、疲れた時にはお茶や軽食を販売している茶寮で一休み。また、果樹園のすぐそばではフレッシュジュースを販売していて、かわいいログハウスの2階で休憩することもできます。入り口のすぐ隣にある田園レストランでは、農園で取れた有機野菜を使った客家料理、広東料理、湖南料理を楽しめます。半オープンテラス式で、緑にかこまれたすてきなレストランです。自然あふれる青々世界は、家族連れで過ごす休日にぴったりの場所です。
青青世界
深圳市南山区月亮湾青青街1号
TEL: 0755-2664-6988
入場料60元
