香港の離乳食

補助食品


香港の離乳食

香港には手作りの離乳食と言えるものはお粥くらいで、ゆで卵や蒸し魚やひき肉、野菜などのトッピングで変化をつけます。1歳を過ぎると、ごはんを軟らか目に炊いて、おかずは薄味、油少な目で大人と同じものを食べさせます。離乳食ではありませんが、赤ちゃんも食べられそうな家庭料理や漢方補助食品などを紹介していきます。

 


補助食品

真珠末(真珠の粉末)

補助食品日本人には「真珠の粉が食品?」と違和感がありますが、香港では子供の補助食品として一般的です。鎮静作用がある他に目、歯、肌にいいとされています。うち では週3回定期的に少量の水で溶いて飲ませてますが、昼間に興奮し過ぎた日やぐずり気味の日にも飲ませたりします。漢方薬店などでも売ってますが、うちで は「老行家」というツバメの巣で有名なお店で一包ずつにパックされてるものを使ってます。

[材料]
真珠末…小さじ1/2 水…少量

[飲み方]
真珠末をスプーンにのせて、そこに水を少したらしスプーンの上でかき混ぜたものを飲ませ、粉っぽいのでその後、水を飲ませるのを忘れずに

 

開[女乃]茶

補助食品漢方系の煎じ茶(薬ではない)で、主に香港でよく言う「熱気(イッヘイ)」を取り除き、興奮を鎮めるものです。「熱気」がたまると便秘、食欲不振、夜泣き、熱ぽい、イライラしやすいなどがあげられます。街の漢方薬店でパックになって売っているので補助食品手軽に手に入ります。初めて中身を見たときセミの脱け殻(これに鎮静作用があるんです)を見て「む、虫が入ってる!」とギョッとしましたが、今では慣れっこに。煎じるのが面倒とか、セミが気持ち悪いと言う人は、お湯を注ぐだけのインスタントも売ってます。

<煎じるタイプ>
[材料]
市販の開[女乃]茶…1パック 水…茶碗3杯

[道具]
漢方用のポット(なければ普通のなべでのOK、ただしシルバーストーン加工のものは不向き) 茶こし

[煎じ方]
① ポットに開[女乃]茶、水を入れ5分ほどそのままの状態にしておく
② 箸でかき混ぜてから、強火にかける
③ 沸騰したら、中火にし45分煎じる
④ 火を止め、茶こしを茶碗におき、注ぐ
⑤ 茶碗1杯分まで煮詰まってたら完成、水が多いようならポットに戻しもう少し煎じる

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