各国ママの子育て事情
新米ママは戸惑うことがいっぱい。
熱が出たらどうしよう、いつから1人で寝かせればいいの・・・
お国が違うと子育て法もさまざま。
見方を変えると気分も変わること、ありますよね。
ここではプレイグループなどで出会った
いろんな国のママ友の子育てスタイルを紹介します。ご参考まで。
離乳食-はじまりはみんなお米?
最初にムスコに離乳食をあげたのはムスコが4ヶ月の時。
少し早いかとは思ったけど、とにかく何でもやってみたくてあげてみました。
それはスーパーで売っている、ライスシリアル。
パウダー状のもので、初期はお湯をたっぷりといれてスルスルにするもの。
どんな反応をするか期待をして、きょとんとしているムスコの口にスプーンを持っていきました。
オットはその瞬間をカメラに捉えようと、構えています。
ムスコはとりあえず口を開けて、その物体を受け入れたものの、すぐに泣いて吐き出してしまいました。
それまで母乳(水さえあげていませんでした)しか飲んだことがないから、
びっくりしただけだと思い、何回かトライしてみました。
でも泣き声はどんどん大きくなるばかり。
かわいそうになって、やめました。
その話をイギリス人のママ友にすると、
きっとまだ時期が早いから、もう少し後で再度挑戦したらいいよ、
と言っていました。
そして、ライスシリアルだけだと味がないから、アップルソースとかバナナとかを少し入れればいいと
教えてくれました。
彼女はライスシリアルにはベイビーが必要な栄養がたくさん入っているから、
中期や後期になっても、毎食、ライスシリアルのパウダーを少し混ぜているそうです。
インド人のママ友は旅行の時はこのライスシリアルに限る!
と言っています。
旅行するのに瓶つめのベビーフードを持っていくのはかさばります。
かといって現地では何があるかわかりません。
でもこのライスシリアルさえあれば、
どこの国にでも必ずあるフルーツを混ぜるだけで
離乳食のできあがり!
毎回フルーツの種類を変えればベイビーも飽きません。
オージーのママ友も一番最初にあげるのはライスシリアル。
日本ではお粥をあげるように、オージーではこのライスシリアルというのは
お決まりのようです。
それをどうしても食べないベイビーはアップルソースをあげるとか。
6ヶ月の定期検診に行った時のこと。
看護婦さんに離乳食ははじめたかと聞かれました。
5ヶ月の時に粉ミルクをあげ始めたからか、
5ヵ月半で離乳食を始めたら、スムーズにいきました。
今のところライスシリアルとアップルソースしかあげていない、
と言うと、香港人の看護婦さんは
お粥にミンチのお肉を少し入れて食べさせたらいいと教えてくれました。
お粥だけだと味がないけど、塩を入れるのはよくないからお肉で味をつけるそうです。
フィリピン人のお手伝いさんは、
フィリピンのベイビーたちも最初に口にするのはお粥だと言っていました。
チキンでダシをとるそうです。
1時間以上グツグツ煮たチキン粥は
私が食べてもおいしいと思ったほど。
どうやらどこの国のベイビーたちもはじまりはみんなお米(ライス)のようです。