各国ママの子育て事情

熱のさげ方


各国ママの子育て事情

新米ママは戸惑うことがいっぱい。
熱が出たらどうしよう、いつから1人で寝かせればいいの・・・
お国が違うと子育て法もさまざま。
見方を変えると気分も変わること、ありますよね。
ここではプレイグループなどで出会った
いろんな国のママ友の子育てスタイルを紹介します。ご参考まで。

 


熱のさげ方

先日息子が生まれて初めて熱を出しました。息子は生後8ヶ月。今まで熱が出なかったのはかなりラッキーなようです。いきなり熱が出ただけならまだ心配も少ないのですが、その前日、お昼寝中私たちのベッドから落ちたのでその打ち所が悪くて熱が出ているのではないかと心配しました。すぐお医者さんに連れて行ってみたところ、落ちたのとは関係がないと言われてホッとしました。それでも夜になるとどんどん熱があがってきます。一時期には体温計が40度以上を示していて少しパニックになりました。

“熱ってどうやってさげればいいんだろう?”

私は小さい頃、熱が出るとおでこに冷たいタオルをのせて冷やしてもらいました。そして汗を出すように、毛布を何枚もかけました。薬をのむ他にそれが熱をさげる方法だと思っていました。タオルをしぼっているとニュージーランド人のオットが“何してるの?”と不思議そうに私を見ています。彼はおでこを冷やしたことはないと言います。おでこだけではなくて、体全体を冷ますためにスポンジバスといって浴槽に水をはってその中にベイビーを入れてスポンジでそれをかけたらいいと言います。

そういえば日本人のママ友がおでこに冷たいものを当てると気持ちがいいけど熱がさがるのとは直接関係がないと言っていたのを思い出しました。彼女は脇の下や足の付け根に冷たいものをあてる方が効果があると言っていました。

お互いあやふやなので、育児書やインターネットで調べてみました。それによると

“とにかく体を冷ますことが一番大事“

だそうです。スポンジバスはお湯が熱すぎても、ぬるすぎても熱が上がるのでちょうどいい加減でします。これは20分以上続けないと効果がありません。高い熱、または6ヶ月以内の薬を飲んではいけないベイビーが対象。

体の温度をさげるためには室内の温度もさげます。必要であればクーラーもガンガンにかけてOK。ベイビーはおむつだけつけて裸のままでいいそうです。体から熱が早くでていくように、ブランケットなど、何も巻いてはいけません。

それから、忘れがちだけど大事なのは水分補給。お水を飲まないようならジュースでもミルクでも母乳でもとにかく水分をとらせることです。

私たちはここに書いてあることを全部やってみました。すると翌日、息子の熱は36.7度にさがっていました。

その日ニュージーランドからオットの両親が遊びにきたのでどうやって熱をさげるのか聞いてみました。すると義母はスポンジバス、義父は毛布をいっぱいかけて汗をかかせると言っていました。

お国というよりは、経験や知識によってやり方が違うのかもしれませんね。

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