インタビュー 香港ハンサムウーマンFile

File No.3 ブレナー(本多)真由美さん


インタビュー 香港ハンサムウーマンFile

 


File No.3 ブレナー(本多)真由美さん

イギリスの大学を卒業し、日本で人材派遣会社に就職しました。イギリス留学時代に知り合った香港人の友人に誘われ香港に一度遊びに来た後、1994年縁があって香港にある日系銀行に就職が決まり来港。その後、テンプスタッフ香港の営業マネージャーとして転職しました。当時、香港はバブルで華やかな時代でした。

香港でアメリカ人の主人と出会い2004年に結婚、現在8才長男、6歳次男、2歳長女の家族と2人のヘルパーさんと一緒に暮らしています。
結婚によって仕事を辞めることを考えたことはなかったし、出産についても職場の同僚も産休を利用しながら続けていたので、辞めるという選択肢はなかったです。
とは言え、予定日ぎりぎりまで仕事をしていましたし、産後も家でできることは在宅勤務で必要な会議には出社することもありましたが、特に辛いと思ったことはありません。

人と接することが好きなので、人材紹介の仕事は天職だと思っています。
求職者、求人する側の話をよく聞いて適材適所にマッチングさせる醍醐味がある一方、就職は人の一生を大きく左右ことですので責任の重さを感じながら仕事をしています。
ここ20年の求人の推移を見てみると、日本語ができることよりも経験や専門性がより重視される傾向にあります。日本語はあくまでも付加価値として、専門性を磨くことが一層大事になってきました。
人材派遣の業界も競争が厳しいので、各社の特色を打ち出していかないと競争には生き残れません。

会社の長として気をつけているのは、相手を責めたてないこと。2人のヘルパーさんに対しても同様のことが言えます。コミュケーションを図ることも大事ですね。社内スタッフも同様で、会社のイベントは張り切ってやります。
夫婦、親子関係もコミュニケーションが大事ですね。
長男の土曜日の補習校の送り迎えは親子の時間として日本語でのコミュケーションを取るようにしています。

余談ですが、昨年8ヵ月で14キロ痩せました。健康診断で体重を落とすよう注意されたので、「タニタ食堂」のレシピ本を買って材料や作り方を英語に直し、ヘルパーさんに夕食は本のとおりのメニューを作ってもらうと面白いように痩せました。
ヘルパーさんはフィリピン人ですが、教えると本のとおりの和食メニューを作れるようになり、助かっています。

10の質問

  1. 子どもの頃の夢はなんでしたか?
    実は5歳から10年間日本舞踊を習っていまして、また根っからのテレビっ子で、芸事、テレビ局で働く人、女優とか。。。
  2. 思い描いていた理想、夢はどれか叶いましたか?
    そのつど、夢とかやりたいことが変わっていく中で、イギリスに留学してから、英語を使った仕事、ただ自分で考えて動ける仕事、人と会うのが好き。。。などから今の仕事に至り、この業界で良かったかと。。。 あとは、自分自身が5人兄弟なので、大家族の中で育っていますので、やはり今子供が3人いて賑やかで、それが苦にならないので、これも叶ったうちの一つかと。
  3. 将来の夢はなんですか?
    家族が楽しく、笑ってずっと暮らせる事です。 海外ももっともっと旅したいです。
  4. ママとして心がけていることはなんですか?
    日本人としての躾は家では私しか出来ないので、この辺り。 あとは主人が怒り役なら、私は逆と、シチュエーションによりますが、逃げ場を作ってあげること。
  5. 女子として心がけていることはなんですか?
    愛嬌
  6. 子育てで一番つらかったことはなんですか?
    特に大きな事はないですが、好き嫌いが激しいとことか、食が細いこととか、あと日本語教育(笑)
  7. それをどうやって克服しましたか?
    食、まだまだ試行錯誤中です。 日本語環境をなるべく作る、補習校も含めての学校、塾ですね。
  8. リラックス法はなんですか?
    週1回のヨガ
  9. 好きな音楽、カラオケでよく歌う曲はなんですか?
    カラオケ大好きで、頑張ってドラマの主題歌とか覚えて新しい曲覚えるようにしてます!!! 去年はアマちゃん曲にはまりましたけどね。 あと、踊りつき、今年の会社のアニュアルディナーはAKB48の恋するフォーチュンクッキー、テンプバージョン“でした。
  10. マイブームな食べ物、美容法、本なんでも、おすすめを一つ教えてください。
    インタビューでもお話した“タニタ”レシピ本です。 今はブームは過ぎたものの近いレシピ本まだ買ってます。

<あとがき>
いつお会いしても笑顔の本多さん。一番知りたかった「社長って大変でしょう?3人の子育て大変でしょう?」と質問すると「う~ん、そうかな?」という意外な返事が。何事も今すべき事を楽しんでいるように見えました。社員やヘルパーさん、周りの人を信頼して任せられるところは任せ、自分でなければできない部分はとことんやるという姿勢が印象的でした。何より人を信じる力が人を育てる、会社を育てることに繋がっているような気がしました。

Related Posts

發佈留言