インタビュー 香港ハンサムウーマンFile

File No. 5 勝田 有美子さん


インタビュー 香港ハンサムウーマンFile

 


File No. 5 勝田 有美子さん

商売の町大阪の中心で育つ。父親は宝石業、母親はアパレル業を営み、まわりにも自営業の人が大半。幼い頃から「会社勤めではなく自分で何かをやる」と当然のように思っていました。

日本にいた頃は、実家である大阪心斎橋のブティック「RicoRico」の他にも日本向けの服飾雑貨のバイヤーおよび商品開発にも携わり、毎月のように香港に来て忙しい日々を過ごしていました。香港のエネルギッシュな雰囲気と英語や中国語に自然とふれあえる環境にひかれて「そうだ!ここで子どもを育てたら?」と思い2009年に娘二人と来港。「思い立ったらすぐ」というのがモットーなので準備から来港まではなんと3日!幼稚園も逃げるように(笑)退園をして‥本当に超特急。すでにシングルマザーで身軽だったのがよかったのかもしれません。でも考えてみるといつもこれ!とひらめいたことは超特急でこなしているかも‥‥結婚も離婚もとにかく迷いなく決めて進んできました。

英語はアメリカにも留学していたことがあるので問題はないのですが、中国語に関しては今でもさっぱりわからない状態です。仕事上不便はないのかとよく聞かれますが「あかん!負けといて〜!」とバリバリの関西弁で普通に接しています。広東語と関西弁はどことなくリズムやノリが似ているので余計に通じるのかもしれませんね。実家の母もながらくアパレルの世界で仕事をしてきた人で、私と同じく語学力よりハートで勝負のタイプ。最近知らず知らずのうちに母に似てきたなぁと思う瞬間が多くあります。

趣味のバレエは子どもの頃から続けています。楽しく厳しく指導してくださる先生のもと、気がついたら週に3回ものレッスンを受講することも!どんなに忙しくてもバレエのレッスンが抜けてしまうと落ち着かないので自分にとってなくてはならないリフレッシュ法です。

この春に香港で開業したマッサージサロンはそんな自分が癒しをもとめて作った場所です。場所もなんとバレエスタジオの目と鼻の先!(笑)
マッサージとアパレルはビジネスとしては全く違う分野ですが、サントリー創業者の鳥井さんではありませんが「やってみなはれ」のなにわ精神でどんどんチャレンジしようと思っています。

二人の子どもは土曜日の補習校に通っています。長女は進学する中学の関係で春からは通えなくなってしまったのが残念なのですが、長女にも次女にも彼女たちの基礎となる日本の言葉や文化に接してほしいと思っています。

10の質問

  1.  子どもの頃の夢はなんでしたか?
    保母さん、服飾、宝飾
  2. 思い描いていた理想、夢はどれか叶いましたか?
    かなっています。
  3. 将来の夢はなんですか?
    ハワイに永住したいです。
  4. ママとして心がけていることはなんですか?
    女子でいる事。positiveでいる事。
  5. 女子として心がけていることはなんですか?
    同上です。
  6. 子育てで一番つらかったことはなんですか?
    特になし
  7. それをどうやって克服しましたか?
  8. 好きな音楽、カラオケでよく歌う曲はなんですか?
    バレエ
  9. マイブームな食べ物、美容法、本なんでも、おすすめを一つ教えてください。
    下鳥養蜂園の蜂蜜マッサージスクラブにはまっています。

 


<あとがき>
商売の町大阪でつちかった「なにわ精神」のひらめきと実行力にあっぱれ。自分の感性にピンときたことを実現させるスピードと力量に感心しました。子どもたちは放課後思いっきり遊ばせるけど毎朝6時からきっちりお勉強させているとのこと。仕事だけでなくママとしてもやり手なのですね。今後はおすすめ美容コスメのセールや本業のお洋服のセールなど予定が目白押しだそうでますますのお忙しさ?マッサージで体を癒してがんばってくださいね!!

<有美子さんのお店がポップアップショップに>
日時:2014年5月27日、28日 午前10時~午後5時
場所:Speakeasy 1301 Fortune Centre, 44-48 Yun Ping Rd, Causeway Bay

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