ドライビング in 香港 目次
いまでこそ香港で運転すると人に言うと「すごい！」と言われますが、以前は「自分には無理！」と思っていた側でした。サウスサイドに住み、こどもがふたり、となると車がないと本当に不便で、気がついたら運転歴６年です。香港の運転は「慣れ」です。
スピードの速いタクシーも、ウインカーを出さないワゴン車も「そういうものだ」とわかっていたら大丈夫！急かされてクラクションを鳴らされても、無視するくらいの強気でいたらいいのです。
一番の難点は「道を覚えること」です。
車線によって進める方向が決まっているので、それに忠順に進めばたいていたどり着けます。ただ、間違ってしまった場合は、、、。うちの夫は、セントラルからサウスサイドに戻って来るはずが、ハーバー越えて九龍へ、、、を二度やりました。まだ多くの車にナビがついていないので、道を覚えること、これが一番大変ですが、迷ったってそれは道を覚える過程。狭い香港ですし、迷ってもたかが知れています。時間に余裕があるときは迷っても、新しい場所を知るチャンスと思って運転しています。どうしても迷いたくないときは、Googleマップなどで事前に道を予習するのがオススメです。私自身、運転中にひやりとしたことや、違反で警察にチケットを切られたことなどありますので、そこで学んだことをご紹介したいと思います。何回かにわけてライセンスのこと、ルールのことなどについてお話します。安全運転でレッツドライブ in 香港。by もはよしえ
駐車場について：
Public Parking Lot はオクトパスでチャージします。
その他、オクトパスがないと入れない駐車場がたくさんあるので、オクトパスは常備しておきましょう。
ライセンスと車をゲットする
＜ドライビングライセンスとビークルライセンス＞
まず、ドライビングライセンス（運転免許）ですが、日本の運転免許があれば、テストを受けずに香港の運転免許（10年有効）を取得できます。
申請しにいく場所は香港運輸署（４カ所あり）
申請に必要なものは
- 香港IDカード（オリジナルとコピー）
- パスポート
- 日本の運転免許証（オリジナルとコピー）
- 住所を証明する書類（公共料金や携帯電話の請求書など）
- 申請にかかるお金（900ドル）
申請用紙は運輸署でもらって記入します。
次に、ビークルライセンス（車両ライセンス）ですが、香港は車検がない代わりに、このライセンスを取得する必要があります。取得に際しては、車両保険にちゃんと入っていることが前提となっています。車を購入する際に、車やさんが手配して車両を引き渡してくれるはずです。
１年ごとの更新が必要ですので、忘れてずっと乗っていると、罰金があります。４ヶ月ごとの更新もできるようです。このライセンスの値段は車の排気量によって違います。
値段についてはこちらを参照。
更新の際は、 IDのコピーと更新済みの自動車保険のCover Noteを持って行く必要があります。「車の点検したのでライセンスをもらう」という日本の車検とは違って、「自動車保険に入ってるからライセンスをもらう」というのは香港らしい考え。何かあっても自己責任。というわけで、自動車の定期点検はドライバーがしたければするし、したくなかったらしなくてもいい、ということです。点検代をけちってる車がたくさん走ってるかもしれないと思うとちょっと怖い気がします。
新車のお店が並んでいるのはWan Chai のGloucester Road。高級車から軽自動車、バイクまでずらーっとお店が並んでいます。
新車やディーラーを介して中古車を買うと、書類関係を手配してくれるので楽です。
個人から中古車を買う時は、いくぶんお得かもしれませんが、書類関係を全部自分でする必要があります。こちらの「車売ります」のサイトを見ていると、だんだん車が欲しくなってくるかも。http://hongkong.geoexpat.com/classifieds/showcat.php/cat/3
次回は、香港ならではの運転のルールをお話しします。
