インタビュー 香港ハンサムウーマンFile

File No. 10 清水 志麻さん


インタビュー 香港ハンサムウーマンFile

 


File No. 10 清水 志麻さん

2003年3月、最初の夫が香港人だったので結婚後香港に移り住みました。電話会社や物流など日系、外資系でいくつかの転職を重ねながらOLとして働きました。お勤めしながら、もともと興味のあった食と健康について勉強したい気持ちが強くなり、ローフードの資格を取りたいと思っていたところに、ちょうど2008年のリーマンショックの影響で会社のリストラ対象になりました。このリストラのおかげで自由な時間と解雇手当を得られ、これが本格的に食の道に転向する後押しをしてくれました。

ここで5年のOL生活に区切りをつけ、カリフォルニアにローフードの7週間コースに短期留学しました。     在学中にタイにローフードカフェを経営している女性と知り合い彼女のカフェのシェフとして来てほしいという誘いを受け、コース終了後バンコクへ。このカフェでシェフとして7か月働きました。その後、香港に戻り2010年Sesame Kitchenを作りました。活動は主にローフードの料理教室、レストランのコンサルティング、トレーニングなどです。2012年に2度目のパートナーとの間に長女授かり出産。そしてその彼と結婚。出産を経て離乳食やアレルギーの子どもでも食べられる代替食により強い興味を持つようになりました。

2013年からは今までの活動の他に商品開発・製造にも関わるようになり、2014年には飲食店の下請けや卸売り、プライベートレーベルへと拡大していきました。今はオンラインショップ立ち上げの準備とキッチンの引っ越しで大忙しです。

食べ物から体を良くすることをお手伝いしたい、そして普通の物が食べられない人たち(アレルギーや病気のため食事制限がある人)も食べることを楽しめるような代替食品を作ってサポートすることが私の使命だと思っています。アレルギーの人には、代替食だけではなく、短期療法と長期療法の体質改善の指導も行っています。
神経学のお医者さんであるナターシャ博士がイギリスで実行しているGAPSダイエットはとても説得力があります。彼女は腸が他の器官、人間の行動、健康に与える影響力に着目し、腸の健康を整えることで様々な症状が改善されることを証明してきました。ご自身の息子さんが自閉症でその治療法として効果があり、他の疾患の治療としても有効だということがわかりました。腸は第2の脳と言われているぐらい体に様々な影響を与えます。腸への関心を高めて食べ物でもっと健康になってもらいたいです。

このインタビューを読んだ方へのメッセージ

香港はまさに中継地。
出会いと別れの繰り返しの土地。
永住組、駐在組といろんな形で香港にいらっしゃる方がいますが、一期一会の心で出会いを大切にしたいと思います。
香港には「便利帳」というまさに便利なツールがあるので、そこを通してみんなで一緒に次の世代を心も体も健康に育てていけたらとても素敵だと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 

10の質問

  1. 子どもの頃の夢はなんでしたか?
    小学校一年生のころに、そんなテーマで授業参観用に絵を描かされたのを覚えています。
    「パイロットかお医者さん」という絵を描いたのですが、先生に「看護婦さんでしょ?」と直されたところを、「いいえ、お医者さんです」と強く主張したのを覚えています。
    当時ほとんど男性の仕事だった職に就きたかったような気がします。
    ちなみにどちらも高校生になったころには諦めました。数学が苦手でしたので(笑)文科系に進みました。
  2. 思い描いていた理想、夢はどれか叶いましたか?
    文科系に進んだ高校生のころから、「インターナショナルな仕事がしたい」が将来の夢になり、大学の就活はすべて商社を受けましたが。全滅。
    しかし、当時の香港人の彼と一緒に香港へ行き結婚することになり、香港で就職したので、英語を使うお仕事に就く夢がかないました。
  3. 将来の夢はなんですか?
    娘と旅行する。友達のような親子になりたいです。
    そのためにも、今からしっかりお仕事を頑張らないと!!
  4. ママとして心がけていることはなんですか?
    自分のことは自分ですることができる子になってほしいと、あえて手を貸さない。
    失敗を繰り返していても、じっと見守る。
    転んでも、自分で立ち上がれる子に育てているつもりです。
    でも、たくさん抱きしめて「大好き」を伝えるようにしています。
  5. 女子として心がけていることはなんですか?
    目。目は口ほどにものを言いますから!
    あとは、精神の健康です。心が病んでいれば、外にも表れます。ストレスをためないように!感謝の心を忘れないように!(なかなか難しい時もありますけどね。苦笑)
  6. 子育てで一番つらかったことはなんですか?
    出産後の寝不足です。。。夜中に3度くらいミルクを飲むために目を覚ますうちの娘。これが1年くらい続いたかと思います。
  7. それをどうやって克服しましたか?
    昼寝で補ったり、できるだけ早寝早起きをしたりとか、いろいろもがきましたが、一番熟睡できたと実感したのは夜ご飯を抜くことでした。空腹で寝ると、腸も休んで深い眠りにつくことができます。なので、短い睡眠時間でも事足りたりするのです。
  8. リラックス法はなんですか?
    娘とお風呂に入る。
    女子トークする。
    時には軽く一杯飲む♪
  9. 好きな音楽、カラオケでよく歌う曲はなんですか?
    椎名林檎が大好きです。
    大学生のころから歌っています。
  10. マイブームな食べ物、美容法、本なんでも、おすすめを一つ教えてください。
    食べ物:ブレットプルーフコーヒー。
    これ、空腹感を抑え、びっくりするほどのエネルギーの持続力を見せてくれます。私の場合、コーヒーにバターの代わりにココナッツバターを入れてココナッツオイルのメリットもプラスしております。
    レシピは簡単。ダブルエスプレッソに大匙一のココナッツバターを溶かして飲むだけです。
    濃すぎる場合はお湯を足せばOK。
    はじめはびっくりするかもしれませんが、私は病みつきになりました。

    美容法:ブラックソルトでマスク。塩のヒーリング&引き締め効果がお気に入りです。

    そのほか:バックになるお財布(?)。娘が生まれてから、とにかくお出かけの時の荷物が増えてしまっていたので、荷物を減らす工夫をしていました。

    その一環で今年行ったのは財布を取っ払うことでした。小さな肩掛けバック(ポーチ?)が私のお財布です。それに切り替えてから、バスの乗り降りや、娘と外で遊ぶのがとても楽になりました。

    重たくないし、娘と遊ぶ時にお財布を入れた荷物の置場を気に掛けることがなくなったのがうれしいです。

    私が使っているのはフォリフォリのお財布とバッグが一体化したものでしたが、ほかのブランドでも似たようなのをあると思います。


<あとがき>
特別な食事にこだわっている方はストイックで真面目な方かな~とやや身構えて待ち合わせ場所に向かったのですが、満面笑顔でのびやかな方。腸のヒダヒダが隙間なくきれいな状態だと体にとって有害な物質をブロックしてくれる、腸の賢さを教えてもらい目からウロコでした。ココナッツミルクで作るヨーグルトや通常の材料ではないクッキーなど、聞いてるだけでワクワクしますね。

                           

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