ちゅったんの香港おばば

もうひとつの母の日


ちゅったんの香港おばば

マミーと私、ときどき愉快な親戚たち

C家に嫁いで18年。オットは男ばかりの5人兄弟の末っ子。実の娘のように可愛がってくれるマミーとの関係は良好。あまり親しくない人からは「香港おばばと同居大変でしょ」と同情されるけど、この異文化交流を楽しんでます。マミーのほうがよっほど気を遣っているようです。マミーは、(ときに度を越した)世話好きで、変なところに潔癖で、義理人情に厚く、せっかちで、記憶力がよく、歴史好きで、料理嫌いで、かなり頑固で、行動力のある人だ。男に生まれた方が幸せだったかもしれない。面倒見がいいので、80歳を超えても息子たちの家族のために世話を焼いている。そのせいで、うちの家族は兄たち家族のトラブルにいつも巻き込まれている。香港では家族の付き合いが濃いので、それもしょうがない。そんな日常のエピソードを、気まぐれに連載しています。

 


もうひとつの母の日

我が家の誕生日の祝い方は、至ってささやか。

昼は飲茶、夜は主役の好きな料理とケーキ(手作りだったり、買ってきたり)、プレゼントは大体なし。

長女が3歳になるまでは親戚を呼んでパーティーしてたけど、今は家族だけで祝うのが定番。

毎年、家族の誕生日をみんなそろって健康で過ごせるだけで、十分幸せだな〜って感じるようになりました。

そもそもマミーのお母さん曰く「誕生日はお母さんが一番大変な思いをした日だから、お母さんに感謝する日」なのだそうだ。

確かにそうだ!!苦しかった!!感謝してくれっ!

誕生日だからといって、「プレゼント欲しい〜」とか「旅行に連れて行って〜」浮かれていると、↑この一言が飛んできます。

これは、一般的な考え方ではなく、マミーのママ独自の発想らしい。

マミーもママの受け売りで子どもたちを洗脳(しつけ?)してきたので、息子たちの誕生日には、ホテルのビュッフェとかちょっと豪華なディナーに呼ばれて感謝されている。

でも、生もの一切と牛肉を食べられないので、目玉の生牡蠣とか和牛とか食べずにモトが取れないと言いつつ嬉しそう。

私も誕生日には、お母さんに電話して「ありがとう」って言うことにしてます。

自分の誕生日は、もうひとつの母の日。

正直、母になって思うのは、子育ての労力を考えると、母の日がたった2日じゃ足りない!

毎月8日は母の日とかにして、お休みを頂きたい(やりすぎ?)

とにかく、母親節快樂!すべての母にお疲れ様!

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